東京都目黒区上目黒2丁目42-11
グレイス中目黒1F
03-6412-8188

高血圧症

高血圧症とは

高血圧症とは

高血圧症とは、血圧がある程度の範囲を超えて慢性的に高い状態です。

血圧には収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)があり、その両方の数値を測定します。高血圧症と診断されるのは、外来時測定で最高血圧が140mmHg以上あるいは最低血圧が90mmHg以上の場合です。血圧の高い状態が慢性的になると、血管が圧力によるダメージを受け、血管の壁が厚くなったり、硬くなったりする動脈硬化の原因になり、狭心症や心筋梗塞、脳卒中、腎臓病などを招きやすくなります。

高血圧症の原因は、まだすべてが解明されているわけではありませんが、遺伝的要因、食生活(塩分の摂り過ぎ)、嗜好品(タバコ・お酒など)の過剰摂取のほか、肥満、運動不足や精神的ストレスなどの環境要因が重なることによって引き起こされると考えられています。高血圧症の約10%は腎臓、腎血管、副腎などに病気がある事が原因で発症する高血圧症で、二次性高血圧症と呼ばれます。遺伝的要因や肥満のない若い高血圧症患者の方では二次性高血圧症の精査も行い、原疾患の治療を行う場合もあります。

治療について

高血圧症と診断されたら、正常域血圧を目標(その方の年齢、他に合併している病気や使用してる薬により異なります)として治療を行います。治療を行うにあたり、一番重要なのが生活習慣の修正です。なかでも食塩摂取量を1日6g未満とし、さらに栄養バランスのとれた食生活を行います。また肥満は心臓の負担になるので、適正体重を維持するようにします。適正な体重(BMI25未満)にするためには、常に適度な運動(1回30以上、週に3回以上の有酸素運動)を継続的に行ってください。禁煙は絶対に必要です。このほかにも、飲酒は適正量(エタノール換算で男性20〜30 ml/日以下、女性10〜20 ml/日以下)とし、睡眠や休養をしっかりとることも必要です。

生活習慣の修正のみでは血圧のコントロールが不十分で薬物療法による治療が必要と医師に言われたら、指示通りにきちんと服用するようにしてください。薬剤の種類はいくつかありますが、症状によっては、組み合わされて処方されることもあります。

クリニック概要

診療科目
内科・糖尿病内科・内分泌内科・小児科
住所
東京都目黒区上目黒2丁目42-11
グレイス中目黒1F
アクセス
東急東横線 / 中目黒駅 徒歩7分
TEL
03-6412-8188
休診日:日曜・祝日土曜午前 9:00~13:00
診療時間
9:00〜12:00 /
15:00〜18:30 / / /